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劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがしのkanacoのレビュー・感想・評価

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オランダのデザイナー、ディック・ブルーナが描いた絵本のキャラクター。

♪ミッフィー、ミッフィー、ミッフィーちゃん、みんなだいすき、ながい耳とまるい目がすーてーきー、ミッフィー、ミッフィー、一緒に遊びましょう♪

の、OPソングでお馴染み(私の子供の頃はこれでした)ミッフィーちゃん。お口が(・×・)な白い子ウサギさんで「うさこ」とも呼ばれていた気がします。でも本名はナインチェ・プラウスさんだそうです。…ええ??😲

激しめのゴアスプラッターを見るにあたり、前後はキュート&キュートで囲もうと思い、前門のスヌーピー後門のミッフィーで『食人族』サンドイッチを作ろうと鑑賞しました。

…が。
いやぁさすが、ミッフィーちゃん、癒され…😊
…🙄
…癒さ…れ……😑……🤪🤪🤪🤪🤪

本作はミッフィーちゃん初のCGアニメ長編映画。まるで樹脂粘土のようなツルンとした質感(透明感に優れる樹脂粘土のグレイスを思い出すような感じ)で馴染みのある3D世界観です。デザインももちろん親しんだミッフィーたちそのもの。映像としては期待通りとても可愛らしいです😄💕

ただし、本作は子供向けの作品の映画の中でも完全に子供をターゲットに絞った作品…もっと言えば幼稚園生以下くらいが対象かと。レスポンス型の映画で、ちょっとお姉さんな声色のミッフィーちゃんが、メタ・アメコミヒーローのデットプール並みに画面の前にいる鑑賞者にめちゃくちゃ語りかけてきます。

シュールなのはミッフィーちゃんたちのお口は(・×・)なので表情がいっさい動かないことです。ブタのグランティだけ小さな口があって動きますが他のキャラクターたちは動きません。ただし、瞬きはする。あなたたち瞼という概念があったのね!?😲なので表情は固定ですし、可愛いお歌や行動をとってはくれますが、かなり淡々としてシュールにも見えます。

そしてストーリー。パパとママ、お友達の茶色いウサギ・メラニー、ブタのグランティ、そして飼い犬スナッフィーと動物園にやってきたミッフィーちゃん。パパとママが子供たちのために動物園で「宝さがし」のゲームを計画してくれます。「宝探しの歌」の中に5つの“なぞなぞ”がありその答えである動物を園内から探すのです。動物が動物を飼っていてさらに動物園に行く…???などと考えてはいけません🤐

そしてなぞなぞ…
① きいろいどうぶつをさがしてね 
② しましまのどうぶつをさがしてね
③ すごくはやくうごくどうぶつをさがしてね
④ 4のすうじのどうぶつをさがしてね
⑤ おおきなおとがするどうぶつさがしてね

この“なぞなぞ”の答えが②以外は全然納得ができません(笑)毎回「なん…だと!?(; ・`д・´)」ってなります😂さらに「宝探しの歌」が5回も同じダンスで定期的に流れてくるので(もちろん、一緒に歌いましょう!です)まるで洗脳されそうです😂😂😂

大人は気になるけど子供は気にしないだろうツッコミどころは他にもいっぱいです。もう純真さと素直さを失ったkanacoには、かなり混乱する世界観😂癒しを求めてこの映画を再生しましたが鑑賞し終えるのに3日かかりました(なお、70分映画)🤣🤣🤣

ミッフィーっちゃんてお口が(・×・)だと思って見ると可愛いけど、「×」じゃなくて実は上下で分かれていて〈上が鼻〉で〈下が口〉っていう事実を知ってそういう風に見ると、ちょっと可愛さが半減しますよね~😂昔、『トリビアの泉』で言っていました。トォリ~ビアー。

※小さい子供向けなので、ノースコアで
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