パラレルワールドに迷い込み何度も元の世界に帰ろうと試みる姉弟。
大人の目線では常に全てが現実 子供たちの目線では 現実≦非現実 という非日常の場面が起きたとしても分析、対応は常に柔軟。そして受け入れられる。
哲学的な何かがある映画なのかも知れない作品。でもサラーッと見たほうがSF映画、世にも奇妙な 的な映画として楽しめそう。
特にラストの落とし方が 大人の世界を中心にして子供たちが存在しているという現実と、どんな状況であれ一生懸命に生きて行こうという若々しさ を対比的に健康的に見せてくれていて 多部ちゃんを応援せざるを得なくなった。
15歳の自分と もしもの世界の15歳の自分。この頃までの子供たちは1年くくりで学年と共に成長して生きているから その中間を年代で探ると15×15(もしもの世界の15歳) で 225通りの今年の自分が存在している。という事なのかな？
弟くんも頑張れ！！
