このレビューはネタバレを含みます
・DV夫から息子と二人で逃げてきたアナは新しい生活を始めるが、精神が不安定になっていく。追い詰められたアナは息子を抱いて飛び降り自殺してしまう…。
・全てがアナの妄想だった。飛び降りたのはアナだけ…。悲しい映画。
・悲しい、悲しすぎるお話だった。もう何から何まで不穏で陰気で暗い映画なんだけど、めちゃくちゃ引き込まれた。え?え?どう展開していくのこれ?オカルトあり?もしや時間が交差するSFあり?っていろんな想像がはかどる。
・二人の虐待死した少年が出てくるのだが、幽霊となって出てきた、同じアパートの少年が発見がヘルゲによって発見されたとき、もう悲しくて涙が出そうになった。こんなに小さな子が…って。この少年はヘルゲも見ているからアナの妄想ではなく幽霊なんだよね。
・ノオミ・ラパスの演技が一級品だった。ヘルゲ役の人も、子役もみんなうまかったけど、やっぱノオミ・ラパスが最高。