夫の暴力から逃れてアパートに移り住んだアナと息子のアンデシュ。余りの不安に監視用音声モニターを購入してアンデシュの部屋に設置するも、突然聞こえてきたのは子供の悲鳴だった……というサスペンス調物語。ただし、色々と災難な目に遭うアナとは裏腹過ぎるオチで、ツジツマが合わな過ぎる残念感満々の展開。
アナの行動には同情の余地が大いにあるのは否定しないけれど、ソレは全て妄想でした、というオチはいただけない。イヤ、心霊モノだと理解しちゃえば丸く収まるんだろうけど。
とりあえず、現実的なアプローチでまとめて欲しかったな……と。折角のベルゲが活かし切れてない、というのが超本音。
