1968年 🇮🇹映画 カラー作品。
連続でベルトルッチ初期作を鑑賞中。
本作は監督3作目。初のカラー作品。
モノクロの方が良かったような。
ロシアの文豪ドストエフスキーの「分身」をベルトルッチ流にアレンジ。
内気な青年と殺人者の顔を持つ主人公が、2つの人格に引き裂かれていく苦悩を幻想的に描く。
3作目にしていきなり難解。訳分かんない。
デビュー作「殺し」は若きベルトルッチ節全開で最高だった。
2作目「革命前夜」はちょっとゴダールっぽい。
本作3作目はゴダール と ウディ・アレンっぽくて ベルトルッチも壁にブチ当たった印象。
狂気の沙汰 と言ってもいい。
30分くらい観ていて断念。一旦停止ボタン押す。2時間仮眠して再度鑑賞。ちょっとシンドイ作品だった。
作品の意向なのか?
音響音量がめちゃくちゃデカくて、キャストが喋る声は異様に小さい。
ず〜っとTVのリモコン持って音量の上げ下げしていた。
元々壊れている主人公の男に突如 自分の分身が現れる。 奇妙な同居が始まるが、ふたりはどんどんエスカレート式に壊れていく。行き着く先は・・・
殆ど意味が分からなかったが、カメラワーク、サブリミナル効果、スコアの使い方などは監督のセンスを感じる。
が! いただけない。
あと女性の描き方がヒドイ!
特に本作はヒドイ! 何かコンプレックスがあるのだろうか?
まぁ、芸術作品と言ってしまえばそれまでだが、
賛否両論 巻き起こる作品だろう。
あの "ベトナムに自由を" は何だったの?
TSUTAYA JR板橋駅前店にてレンタル
😷コロナパンデミック中に鑑賞😷