乙郎さん

AURA 魔竜院光牙最後の闘いの乙郎さんのレビュー・感想・評価

AURA 魔竜院光牙最後の闘い(2013年製作の映画)
4.0
初めに。これは映画としてもアニメとしても大したことないし、たぶん歴史には残らない。けれど、一個人としてとても突き刺さってしまった。ラスト20分くらい号泣。これは「私たちがなぜフィクションを必要とするのか」に関しての考察になっている。この原作を発表から5年経った今アニメ化する意味はあったかと問われたら、ぼくはあったと答えたい。この5年間っていわゆるオタク的なものが人口に膾炙された時期だったため、この物語の収束の仕方が説得力を増しているように思えた。
乙郎さん

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