【2013/11/6:テアトル新宿】不謹慎極まりないのは2億くらい承知で。ハマってしまった。「ぶっこむ」は今年の流行語大賞。わたし的には映画というよりむしろレジャー。再度体験したくて2回観た。また観ると思う。中毒。
わたしは治安の悪い地域で育ったので、さすがに殺人者はいなかった(と思いたい)が、子供でもわかる「カタギじゃなさげ」なおじさん方がいつも周りにいっぱいいて、優しかったり凄んだりしてた。焼却炉&「肉喰いてぇなぁ」からの暖炉&ローストチキンクリスマスパーティの件なんかはあるあるー的に強烈なリアリティで。ちょっとノスタルジーまで感じたほど。子供の時からいつも触れてた「普通の人」の多面性を既視感ある画交えてダイレクトに提示されたもんだから、こんなにハマってしまったのかもしれない。映画のデキ・不デキ以前に、自分的フェティッシュにキちゃった感じ(でも、映画としても完成度高いと思う)。
すばらしいキャスティングについては皆さんレビューに書かれてる通りですが、電気屋一家も好きです。もしこれの後「そして父になる」観たら、リリーさんあの電気屋乗っ取ったのかなあと思っちゃいそう。でも一番怖かったのは池脇千鶴。何かやらかすのかな〜とビクビクしながら観た。
