のんきサン

凶悪ののんきサンのネタバレレビュー・内容・結末

凶悪(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

つらい
全部、ぐるっと回ってつらい
自分の問題は、自分だけの問題なんだろうか
ただ、社会の問題にしたところで、自分の問題は解決しないのかもしれない
最近、親の母がひとりになった。ひとりというのは、本当にひとり、孤立するということで。そしたら、私と彼は、彼女を"ホーム"に入れることになる。
人は1人では生きられない。人の文字の作りなんかどうでもいい。象形文字うんぬんなんて、無意味じゃないか。
人は1人では立てない。じゃあ、私は人と、周りと、どう生きていけばいいんだろう。と妙に自分の問題を振り返ったりした。つらい。暴力シーンなんか、どうでもよくなるくらい、ただただ辛かった。
答えが出せない。
わたしにも、社会にも、受け口がないのかもしれない。
長生きってなんだろう、と思った。