とにかく悪と凶悪が出まくってる怖ーい作品💦
私が白石和彌監督の存在を知ったのはこの作品。
いやぁ、オープニングからずーっと怖い作品で、初めて観た時は邦画でもこんなドキドキするものが作れるのか！と関心しちゃったくらい。
出演者もたまらないですね〜。
主演の山田孝之もさることながらやはり目が行くのは凶悪なヤクザ須藤役のピエール瀧とこれまた凶悪な不動産ブローカー木村役のリリーフランキー。この映画で日本アカデミーの助演男優賞も獲得した彼らが凄すぎて怖すぎる…。まさに凶悪。
他にも主人公の雑誌記者藤井も家庭を顧みない身勝手な男だし、牛場電気の家族も家主を保険金のために木村たちに引き渡してしまうあたり、凶悪とは言えないまでも悪人であることは間違いない。
とにかく、この作品では悪を数え上げたらキリがない。かなりメンタルが強くなければ直視できない怖さがあります。
「死刑にいたる病」を観て、久しぶりに鑑賞したくなり、2度目の鑑賞だったのだが、見終わったあとは軽く後悔の念が…。
そう思わせてくれるのも白石和彌監督の凄さか⁉︎
実際にあった「上申書殺人事件」を元に書かれたノンフィクション小説が原作。
怖いもの見たさに観てみるのもアリかも。
オススメです！
