がんつ

凶悪のがんつのレビュー・感想・評価

凶悪(2013年製作の映画)
3.7
【 内容 】
死刑囚が話した内容から
明るみになる“ 隠された殺人 ”
追う記者を描く犯罪映画🎦

【 感想 】
人って様々な殺し方があるんだなぁ
って思う映画です🙄
白石和彌監督の出世作にして原点。

個人的には『凪待ち』『ひとよ』など弱者を描く監督として白石和彌監督が大好きです。
しかし、白石和彌監督が世間的に評価されているのは『孤狼の血』『日本で一番悪い奴ら』など犯罪モノ。
本作は監督・白石和彌を世に知らしめた作品であるといえます📝

元ネタは“ 上申書殺人事件 ”という事件。
この事件は、
「石岡市焼却事件」
「北茨城市生き埋め事件」
「日立市ウォッカ事件」
と3つの事件で構成されています。

初めて観た時は、
「酒で人を殺せるんか‼️」
とびっくりしたものです。

しかし、改めて考えたらイッキ飲みで死亡事故が起こるんですから、故意に多量の酒を飲ませて人を殺すことも可能ですよね🍺

映画では、短期間にアルコールを多量摂取させて殺したように描かれています。
実際は、1ヶ月に渡って酒を飲ませて、結果、体調を崩して殺されたそうな。
あぁ、こわいこわい😨

本作は本当に、良いものでした!
がんつ

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