すごく惜しい、もうひと越え。でも楽しんだ。一連の殺人プロセスや脇を固める色々な要素(須藤の奥さんとか電気屋一家の顔、服、各所インテリア、キラリなど)に満足。特に殺人はバリエが効いてて2人のキャッキャウフフが大変エネルギッシュだけど、なんかお話自体には最後の一手が足りない。藤井が自らの暗部に取り込まれて行くパート?そこまーまー重要なんじゃないの?説明が多いしちょっと味付け濃いかも。ラストの面会など。疑問が残る。とはいえ演者は皆絶妙だしその辺の邦画とは明らかに違う階層なのは確か。残虐描写はほぼない。