滝和也

宇宙戦艦ヤマト2199 第五章「望郷の銀河間空間」の滝和也のレビュー・感想・評価

3.7
死中に活を見出さねばこの包囲は突破できん!

ヤマト侮り難し!ドメラーズは引かぬ!
 
艦の側部を削りながら、擦れ違う2艦
艦橋ごしにお互いを見る両雄。 

そう、こう言う熱い激突が見たいんだよ。正攻法の!遂に激突!ヤマト対ドメル艦隊!重力惑星の干渉により、ワープアウトポイントを予測されたヤマトをドメル艦隊が襲撃。沖田艦長の決死の突破策が幸を奏したと思った瞬間、別ポイントにいた敵艦隊がワープアウト!迫る包囲!だめか!だが敵艦隊が後退、ワープ。そう、ガミラスは一枚岩ではなかった。あのロンメルの如く、ドメルに帰還、出頭命令。デスラー暗殺の主犯として。

時同じくしてヤマト内乱。地球を捨て他恒星に移住する考えのインターステラーじゃなかったイズモ計画派が反乱。このシークエンスは旧作にもありますが入れどころがベストな回になりました。また意外な面々が活躍し、鎮圧。ヤマトは航海短縮可能な、ゼダンの門じゃなかった、ゲートを発見、向かいます。ゲート起動時、真田と古代そして古代の兄、守の関係が語られますが、ここは泣かせる場面。真田さんが主役。こちらのシークエンスも旧作にあるんですが、無理のないリメイクです。

但しゲートの向こうにはバラン基地が。更にガミラスの観艦式。反乱を主導したゲーリックちなみに声は穴子さんが率いる大艦隊が待ち受けます。

収監されたドメルの運命は?炸裂するかヤマト!乾坤一擲の沖田戦法!ヤマト無双に乞うご期待!この回は怒涛の展開。盛り上がってきました!次巻
七色星団の攻防、遂に開戦!
滝和也

滝和也