みゅうちょび

ノー・ワン・リヴズのみゅうちょびのレビュー・感想・評価

ノー・ワン・リヴズ(2012年製作の映画)
2.7
な…なんですか…これは…(°_°)

変な映画…だけど…色んな意味で面白いです。北村龍平監督、ハリウッド第2弾!ぶっ放してます!けど…ちょーーー残念!

ストーリーにはあえて触れません。話は、面白いです!

ただ、演出が微妙?

まず、殺し方が、まー、とにかく、スマートでない…男前な顔とやってることのギャップが、痛々しいです。あー本当に、彼は、狂ってる… 実際、狂人を描いているわけですから、それで良いはずなのですが、ほんと、病気なんだね〜。可哀想に…。
すっごい男前なのに、すっごい痛々しいナルシストな変態サイコキラー。そう、だからね…愛されないのよ…そこんとこもーちょっと上手く描けたんじゃないかな〜。観客を萌えっとさしてくんないと〜。だめーよ、だめ!だめ!

アクションについてもチンピラ対変態の闘いという程の物でもなく、なんせ、チンピラが弱過ぎ…
その弱っちいチンピラが哀れに思えてくるんですよね…所々笑っちゃうくらいな演出があって、こんなチンピラごとき相手に…そんなことまでするのね…って、もー、いやいやまさかその死体がムクムクするんじゃないでしょうねぇ〜と思っていたら案の定…え〜!?まじ?え〜!お疲れさん〜。

ラストも、どう?!カッコいいでしょー!?って、うん…かっこいいんだけど…痛いよ…彼…

ふと思い出すのは「ワナオトコ」。ワナオトコには人格がなかったので良かった。もうひとつが「ヒッチャー」のジョン・ライダー。むしろ、こちらに近いけど、ジョン・ライダーにあったような、彼を狂人に追い込んだ何かを感じさせるような物悲しさもなく…かなりペラペラなのが残念。

はぁ…ルーク・エヴァンス見たさに鑑賞しました。ドラキュラZEROがあまりにもかっこよかったので、期待したのですが…なんでかやっぱ微妙だった。かなり役に左右される人なんだね〜。
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