deepbluecream

ローマでアモーレのdeepbluecreamのレビュー・感想・評価

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)
4.4
いつも通り爆笑。乱気流のところから笑いフラグがびっしり。ウディ•アレンのここのとこのノンNY世界都市ラブレターシリーズもさらに磨きがかかってる。気が利いてて、教養主義で、リラックスしてて、洒脱で人生のペーソスに満ちてる。オムニバスみたいな形はイタリア映画を意識しての事?。冴えないおじさんが無意味かつ突然有名になったりする話はフェリーニ的なナンセンス話を思わせる。アレックスボールドウィンが出てきては若い彼にしょうもないアドバイスをしまくりまた消えるってゆう、何の何⁈な演出も楽しい。エレンペイジはやな感じが可愛かったな。しゃべりのウザい事といったら。新人の監督には到底真似できそうにない多様な純映画手法をミックスする技には本当に感激する。きっと今まで誰も切り取った事のない角度でローマの街を捉えてる。(と思わせる美しさ!)自然に眈々と魅せる。毎年弛まぬ努力。超楽しかった。でもまたNYで撮って欲しい!
deepbluecream

deepbluecream