キザなおっさんとチンピラバイカーたちの争いを描いた不良映画のはずが、突如としてダークな終末SFへと180度急転回する暴力的な語り口に惹かれる。軍の極秘施設に幽閉された体温を持たない9人の子供たち。不…
>>続きを読むめっちゃノワール・タッチなロージーの近未来SF。放射能の身体を持つ体温のない子供たち、無言の抗議を続ける彫刻家の女、誰もいなくなった島に響く子供の声…どれもこれも不穏で最高。ロケーションの孤島は『夕…
>>続きを読むロージーにSFの印象は全くないが…いやはやだからこそ可能だったであろうド傑作。絶えず二要素が拮抗しつつ進む…
・『別冊映画秘宝 絶対必見!SF映画200』 (洋泉社) で長めのレビューを書きました…
J・ロージー監督『呪われた者たち』(63)。冷戦期に核の危機と国家統制強化を風刺したハマー製SF。冒頭、町なかを駆抜ける不良らのバイク。中盤で明らかになる、国により厳重に隔離された子供達の存在。終盤…
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