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ワールド・ウォーZのMoviePANDAのネタバレレビュー・内容・結末

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

監督は『007慰めの報酬』のマーク・フォスター。 う~ん、良くも悪くも優等生な出来。ゾンビ映画として観たら、評価はイマイチ。ただ、どうやら最初からゾンビムービー色を抑えるという事でもなかったみたいです。追加撮影で製作費がはね上がり、更に『アウトロー』と公開時期重なる為、パラマウントは夏の大作としての公開の道を選んだという事のよう。結果、残酷な描写はカットされ、ゾンビ映画というより、パニック映画としての売り出され方になったんですね。で本編はというと、まず始まってすぐの劇的展開は、『ドーン・オブ・ザ・デッド』と良い勝負。ブラピがパパ役ってだけで新鮮!車中のシーンなんかは、『宇宙戦争』を彷彿。しかも、娘の名前“レイチェル"って、名前まで被ってる!この映画においての、ゾンビルールが自然と示されて、親切な作り(笑)その後、アパート(っていっても立派なビルだけど…)へ。ここの雰囲気は『28日後…』みたい。しかし、ゾンビの俊足たるや『ドーン~』『28日後…』のそれを越えてる!その後、家族は訳あって離散。ここからが、主人公中心の運びとなるのだが… まず、韓国の携帯着信のシーンは笑った(^o^)『電源切っときなさいよ!』イスラエルは『音大きいだろ!』てな具合に突っ込みどころ満載!てか、ブラピの周り、とんでもない人数で人死んでるけど、ブラピが不死身すぎる!で、そんなブラピも年貢の納め時かという流れへなるのですが… 映画の流れとしては、どんどんスケールダウンしていきます。が、結果的にスケールダウン後の屋内のシチュエーションが一番怖く、一番ドキドキした(°▽°) 初めてこの映画の予告見たときは『とんでもないスケールのゾンビ映画を作ったもんだw(゜o゜)w』とビックリしましたが、スケールじゃないんだね、ゾンビ映画は。オチは賛否あるでしょうネ。ボクは好きも嫌いもなく、このオチどうでもいいや!って思っちゃいました。っていうか、2億ドルも掛けて、この内容はちょっと残念です。ドラマの『ウォーキング・デッド』の方がよっぽど100倍面白い!この映画借りるなら、『ウォーキング・デッド』の方がはるかにオススメですよ(^_^)v
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