いやぁスゴい映画だった。
まず、伏線やフラグのハズしっぷりが半端ない。けれど私はそこを評価したい。いわゆるスカし芸というやつか。
最初は作り手の確信的犯行だとはとても思えず、開いた口が塞がらんかったけどね。
あの人が早々に死んだときとか、観てる人みんなどう思ったんか聞いて回りたいところ。
そんなストーリーの歪みをものともせずに無敵ニンゲン化したブラピが地球をぐるりと飛び回るのを「カッチョえー」と喝采するのがこの作品の正しい見方なんだろね。
いやそれにしてもジェリー(ブラピ)はスゲぇ。
その咄嗟の判断力・行動力にはたびたび呆然とさせられたし。
ゾンビの返り血浴びたあの場面 → 屋上のキワまで移動してフンガー!
女性兵士がゾンビに噛まれたあの場面 → ナイフ振りかぶってズバーン!
研究施設でゾンビに追い詰められたあの場面 → 注射器振りかぶってウォリャー!
いやホント、すげぇよジェリー(ブラピ)。
とまぁ、ステレオティピカルから外れてるという意味では私好みな作品でございました。ごちそうさま。
2013/12/22