全てを知った上で自分の進むべき道を決める。
犯罪の中に愛が混ざり合っているからこそ、複雑で苦しい。
そんな事件とは裏腹に海がとても美しい。
自分の罪に対する罰を受けないで、ずっと秘密を抱えながら、周りの愛を受け止めながら生きていくって、考えただけでも胸が苦しくなるよ。
守ることも大事だけど、守られた側の気持ちを考えるべきだと、
第三者としては思ってしまうが、当事者にになったらそんなこと考えられないよなぁ
と、頭を巡り考えても考えても答えの出ないそんな悲しい作品。
少年だって馬鹿じゃない。気づいてしまう。むしろかなり早い段階で気づいてしまった。
君は悪くないと言わない湯川先生。
君は1人じゃない。僕も一緒に悩む。
泣けました。
愛に溢れて、海が綺麗で、事件は悲しい。
だからこそ、この作品は忘れられない時々見返したくなってしまう作品。