ガリレオシリーズの音楽が無性に聴きたくなって鑑賞。
トリックはそこまで複雑では無いし、
わりと序盤でもう犯人の目星がつく展開。
それでもこの作品を面白くさせたのは、動機の部分。
色々な人の想いが絡まり、秘密を抱え、犯行へと繋がっていく…。
ミステリーなんだけど、それ以上に人間ドラマ。
私は、東野圭吾色が濃かったように感じました。
もしこれがガリレオシリーズではなく何の予備知識も無く観たとしても、
東野圭吾さんが原作だとわかったと思います(笑)
実験シーン、良かったですねぇ。
一人の少年と天才物理学者が、
興味と探究心という共通点で一緒になって楽しんでいた感じ。
恭平くんにとって、忘れられない瞬間になったんじゃないかなぁ。
作品を通して湯川先生と恭平くんの絡みがすごく良かったのですが、
特に最後の二人のシーン。
湯川先生のことが一段と好きになった人も多いのでは。
もちろん私もその一人です。