福山雅治演じるガリレオのカッコよさとキャラの魅力が詰まった作品でした。
ストーリーは主人公の湯川が、海洋資源の開発の説明会に出席するために海のキレイな街にいき、子ども嫌いの湯川がある少年と触れ合いつつも、事件に巻き込まれていく話です。
子ども嫌いの湯川が、少年と触れ合いつつも、少年に化学に対する興味を持たせたり、少年の今後について考え、寄り添ったりする意外な一面を見せてくれるのは必見です。
ただ、話の中心となる事件は微妙でした。事件を巡る関係者がとても自己中心的な行動ばかりで、同情しづらい部分が多いと思いました。たぶん「絆」がテーマになっているのですが、とても動機などが薄いので苛立ちを感じてしまいました。
もう少し、登場人物の深掘りがあると良かったかもしれません。
この作品は、湯川学というキャラを楽しみたい方にはオススメできますが、ミステリーやサスペンスを楽しみたいという方にはオススメできないかなと思いました。
