てう

パシフィック・リムのてうのレビュー・感想・評価

パシフィック・リム(2013年製作の映画)
4.0
とある日を境に地球に現れた"Kaiju"とそれらを倒すために作られたイェーガーのパイロット達の話。

お洒落な恋愛映画が女性心を擽るものなら、これは男性心を擽るどころか鷲掴みにするような映画。
私女性ですが、恋愛ものよりロボットなどの機械系にドキドキしちゃうタイプなので、この映画はかなりツボでした。
初代辺りのウルトラマンやゴジラを彷彿させるような怪獣がいっぱい出てきて見てるだけで楽しいです。
日本の伝統(特撮や漫画)を尊重して作っているためか、Kaijuの名前が"オニババ"や"ライジュウ"など日本名でつけられているのも面白かった。
イェーガーのシステムもアナログとハイテクが混ざってて、香港辺りのミックスカルチャー感が苦しい戦いを匂わせていてGood!
最後辺りのKaijuが"All you need is kill"と似た感じでした。どちらも日本が関わっている(All〜は日本原作)から、そうなっちゃうんですかね?
日本人がヒロイン役っていうのも新鮮で良かったです◎日本語で登場したから、まさか日本語で通す気なのか!?と心配しましたが、ちゃんと流暢な英語を話してらっしゃいました。
愛菜ちゃんの演技も大人顔負け過ぎて、ビックリでした。
あとはアクションによくあるラブシーンですが、日本人×欧米人は濃厚なキスシーンすら合わないイメージだったので、どうなるんだろと思ってたら、最後までピュアで何だか可愛かった。
パーソナルスペースが広い日本では、確かにデコちょんとキスは同等のスキンシップですものね。
続編も楽しみ。
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