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パシフィック・リムのTPのネタバレレビュー・内容・結末

パシフィック・リム(2013年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます


 ロボットの操縦は極度に脳に負担がかかるため、二人以上一組で脳を共有しロボットと同化することで操縦できる。
 始めの20分程度はその設定と怪獣との戦いでなかなか面白いシチュエーションだなと思って観ていたのだが、段々とありきたりのストーリーと演出に既視感満載で、先の読める映画と気づいてしまう。
 心に傷を負った主人公、裏事情のありそうな長官、怪獣研究者はオタクで変わり者でごちゃごちゃうるさい。いつの間にかペアを組む女性戦士(しかも媚を売るような目つきをするのでクールさが希薄)。
 ラストは自己犠牲をベースにした核爆発。なんか、今までに見たことがあるステレオタイプな登場人物とストーリー展開。

 せっかく、なかなか良い設定をベースにしながら、それも話が進むにつれいい加減な扱われ方をしてくるし、ストーリーもおかしなところも多いし、予想通りだし、半分を過ぎるころには観る必要のなかった映画だなと集中力が続かない。
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