上海十月

パシフィック・リムの上海十月のレビュー・感想・評価

パシフィック・リム(2013年製作の映画)
3.0
怪獣と巨大ロボットという日本のカウンター・カルチャーがアメリカ映画になってしまった。出来はと言うと思ったほどいい出来ではないですね。クローズアップが多く巨大な感じを表わそうとしすぎだ。日本の特撮映画だとヒキの映像も多いのでパノラマ感があり特撮マニアには、嬉しいところなのだが、そこは、あえて外す演出なのだ。ロボットは、明らかに「鉄人28号」だ。ギレルモ監督自身メキシコ時代に日本のアニメ、特撮ドラマをかなり見ていて「鉄人28号」がお気に入りなのは、頷ける。芦田真菜は、泣くだけで出演シーンは、全編TVで流れている。菊池凜子は、結構がんばったんではないかと思う。しかし、まゆげが太い。最終決戦地が香港というのは、どうかな。盛り上がりに欠けた要因でもあり、もっと世界中のテーマパークを破壊して欲しい。科学者二人のオタクぶりがB級テイストをより強め、結果笑っていいいのか真面目なのか微妙なラインの映画になった感じがしますね。続編があるなら引きの映像とテーマパーク破壊の怪獣バトルを期待しますね。
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