Lazy

オブリビオンのLazyのネタバレレビュー・内容・結末

オブリビオン(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

トム・クルーズのSF映画。
予想がつかない面白さがありました。
タイトルの意味は「忘却」。この辺にヒントがありそうです。
荒廃した大地、都市の無残な残骸と超近代的なジャックとヴィカの居住区が対照的である。
序盤から退屈することなく入っていける。Tech49のジャックがTech52のジャックに遭遇するところから???な感じになって物語は予想外の方向に動いてゆく。最終的には52の方が湖畔の家にやってくるのだが、ジュリアにとってはジャックなら別にどのクローンでも良かったのか、というつっ込みは皆が思いつくところであろう。そもそも52はフライトレコードを見ても聞いてもいないのだから、真実を知らないのである。
それから50や51、47、48とかはいないのだろうか。地球全体を二人のジャックだけで担当するのは無理でしょう。何十人ものジャックが次々と湖畔に来ちゃったらどうするのだ。ジュリアの身が持たない。
挿入歌としてLed ZeppelinのRamble Onが流れたのには驚きであり、大きな喜びであった。プロコルハルムの青い影以上にこの映画の雰囲気に全く合わないが、大好きな曲なのでそれで良いのだ。
さて、ちょっとした疑問なのだが、ジャック・ハーパー49が寝返った際にモーガン・フリーマン扮するマルコム・ビーチが「Welcome back, Commander!」と言うシーンがあったが、あれはどういうことなのか。元々ジャックはマルコム達の仲間で、彼らの司令官だったのだろうか。そんな感じは無かったが。このセリフは世界のインターネットでも話題になっているようなので、暇でしょうがない時にちょっと調べてみるのも一興かもしれない。
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