トム・クルーズ主演のSF映画鑑賞2作目(若干苦行入ってきてる)。
表向きのSFっぽさを除くと、空から落ちてくるヒロイン系のボーイ・ミーツ・ガールなお話でした。
そうとらえると、トムのオラオラな顔芸にそんなにイライラしなくても済むし、ゆったりと地球上の美しい廃墟を巡るバーチャル遊覧旅行をしてる気分に?!
クールでクリーンなデザイン、片手で足りる主要人物、醸し出される未来感が「エリジウム」と似ていて、あちらもノレなかったので、無菌室なエリート上位世界とスラム・ヴィレッジな下位世界という格差社会、二項対立のありがちな描き方が刺さらなかったのかも。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」同様に、最後にもう1人のトムが現れる結末はホラーとしか思えず。元よりアイデンティティ問題は棚上げしてるから、アレでいいんでしょうか。
救いは、オルガ・キュリレンコのエキゾチックな美しさ。