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映画 謎解きはディナーのあとでのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.1
《“とある”芸能事務所に思いを寄せて》Vol.33

これが、2020年、366本目、だった。
今年、1日1本、達成した。あと2ヶ月弱ある。
もう少し観ちゃおう。

「失礼ながらお嬢様、お嬢様の目は節穴でございますか?」

『映画 謎解きはディナーのあとで』

これ、話題になる前にたまたま偶然に本を手に取って、ミステリーをサクサク解決していく話が面白くて軽い感じでクスクス笑いながら次から次に読んだ。

TVドラマも、北川景子と椎名桔平が期待通りの“何かが足りない令嬢”と“変に勢いがある御曹司”を演じててそれはそれでよかった。

この執事影山は、もっと冷徹というか、気持ちダンディな紳士でも良いのかとも思うが、櫻井翔くんでも何だかんだで全体のバランスも考えればこれもこれ、かな。

その映画版。
お馴染みのキャストと雰囲気で、映画化。
フジテレビのパワーでお馴染みのTVシリーズが映画化する時は本当にスゴい。

キャストもロケも、いきなりフルパワー。
最近で言う『コンフィデンスマンJP』とかの感じ。

ただこの作品は、ちょっと想像以上にそこにお金を使い過ぎたのかな、、、。
ちょっと進行が重い、というか、進みが重い割に、豪華キャストがワラワラと出てき過ぎて途中から何の話をどう対処してるのか良くわからなくなる。

無人島にも行っちゃうし、“謎解き”が微妙に“ディナーのあと”にもなってない気もする。

櫻井翔、北川景子、椎名桔平、中村雅俊、鹿賀丈史、伊東四郎、黒谷友香、宮沢りえ、竹中直人、大倉孝二、甲本雅裕、桜庭みなみ、六角精児、田中要次、要潤、生瀬勝久。

そりゃ、これだけ出しちゃえば大変なことにもなるわ。皆さん、いつも通りの存在感を出しちゃうから。

宮沢りえ、その中でもやはり、オーラが、覇気のような、色気のような、バラエティ&コメディ系の映画の中で身に纏う気配はさすが。

でも、やっぱり北川景子の「クビ、クビ、クビ、、、クビィィ!」が可愛い。ちょっとスネる北川景子、これ観るための映画と言っても良い。

そして、椎名桔平、鹿賀丈史、ほんとこの事務所主演の映画と相性が良すぎるな。
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