尊厳死は残される者の心情に左右されるので難しい。この映画はどちらの想いも汲み取りやすくなっていて、自分の意見は持ちつつも、それが絶対だとは主張し難い。
印象的だったのは、「恋は盲目なんじゃない。価値観を変えるのよ」という台詞。
映画の重い雰囲気に飲み込まれて鑑賞中は「なるほどー!」と思ったけど、後々「いや、盲目になるから相手の価値観に触発されるんじゃ…」と思ったり。
あと、クソ真面目な女性が自分の顔写真を携帯の待ち受けにしてたことも、地味に驚いた(°_°)
今はなきバウスシアターで鑑賞。
素敵なラインナップの映画館だったので、閉館は吉祥寺の大きな損失だと本当に残念デス。