【STORY】
2004年にスマトラ沖を襲った地震による津波で、リゾートのプールで遊んでいた5人家族が離散。母マリア(ナオミ・ワッツ)と長男ルーカス(トム・ホランド)は2人で安全な場所への移動を試みるが…?
【REVIEW】
短めの第一幕で5人家族の豊かな生活とそれぞれの性格を簡単に描くと、あまりに恐ろしいディザスターシーンが全てを崩壊させる。圧倒的な臨場感で人間がどうにもできない自然災害の恐怖に画面が包まれ、世界が変わり果ててしまう様子に、これが実話だということもあってすっかり言葉を失った。
そこからはずっとドラマパートになるのが大筋だけど、今作が災害の恐怖を描くディザスター映画だということは後でもう一度思い出させられるし、その”もう一度”のディザスターパートの方が更に臨場感があって恐ろしい。
ケガで衰弱していく母マリア(ナオミ・ワッツ)と、頼れる家族がボロボロの母だけの中で気丈に母を支えるルーカス(トム・ホランド)。痛々しさを実感するナオミの演技はアカデミー賞ノミネートも納得だし、今作でトムホが注目を浴びたのも納得の天才的で説得力のある演技に感嘆させられた。そして、父親を演じたのはユアン・マクレガー。電話中に泣き出してしまうユアンの演技があまりに切実すぎて、もらい泣きまで1秒も要らなかった。
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観た回数:2回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点81pt/100pt 星換算★★★★4.0
95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級
《基本点》
コンセプト 80pt/100pt✨
原作・実話 89pt/100pt✨
設定・起点 --pt/100pt
脚本・展開 76pt/100pt
テンポ感 75pt/100pt
編集カット 78pt/100pt
心に来る度 82pt/100pt✨
後味残る度 --pt/100pt
撮影構図 71pt/100pt
カメラ動作 79pt/100pt
固有の演出 77pt/100pt
言葉選び --pt/100pt
映像美 --pt/100pt
視覚効果 78pt/100pt
美術 81pt/100pt✨
キャスト 91pt/100pt✨✨
演技 93pt/100pt✨✨
顔芸レベル --pt/100pt
キャラデザ 70pt/100pt
衣装 70pt/100pt
メイク等 76pt/100pt
音響・録音 72pt/100pt
サントラ 70pt/100pt
歌曲 --pt/100pt
主題歌 --pt/100pt
《ジャンル点》
ヴィラン -pt/100pt
アクション -pt/100pt
歌唱力 -pt/100pt
ダンス -pt/100pt
肉体美 -pt/100pt
ミステリー -pt/100pt
サスペンス -pt/100pt
コメディ -pt/100pt
ファミリー -pt/100pt
カワイイ -pt/100pt
ビックリ -pt/100pt
ゾワゾワ -pt/100pt
胸糞悪さ -pt/100pt