ギャス

ぼっちゃんのギャスのレビュー・感想・評価

ぼっちゃん(2012年製作の映画)
3.2
2016.8 衛星劇場
イタい。イタすぎる。どこまで痛々しい映画を作れるのかというコンテストで優勝できる。それはあまりにリアルにこういう人がいるから。社会に恨みを抱く過程がよくわかるし、彼が欲しい愛なんて手に入らないことも、彼の人生に救いがないのもよくわかるから。
ハゲだってデブだって”ちゃんとしてる人”はモテるんだが、そこも描かれてて対比できるようになってる。”ちゃんとする”事こそ難しいのだ。タイトルのぼっちゃんとは甘い人なのか?でもこういう人はこの社会では地獄に生きてる気がする。人と交わりたいのにこの社会のハードルの高さよ。
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