『死霊のはらわた ライジング』の為にリメイク版を再鑑賞*☆
こりゃ暴力性を極めたようなスプラッターホラーの優等生!!!
バケツひっくり返したみたいな半端ない鮮血の量。ここまで真っ赤色のものを浴びまくると不思議と怖くなくなるのなんで…?!
それでいて雑な感じもなく、真面目な路線で派手にやり過ぎている。綺麗…というか洗練された感じがある。
オリジナルに比べて人物設定に変更があったりストーリーにも捻りがある。薬物依存症の禁断症状と悪魔憑きを重ね合わせて周りを惑わす、という新要素あり。
悪霊に取り憑かれた時のおぞましいメイクも実にいい。
人体が切れたり、引きちぎれたりする描写は耐久性がないときっと直視できない。場合によっては失神レベルなんじゃ…?映像も粗ければまだマシなのに画質が良いせいで綺麗に見えちゃうし、本当にリアルに痛そうでギャァァアアア-!!!!! ってなるね。ここは凄いと思う。評価されるべきクオリティ。
そしてラストまで全く気が抜けず、一寸たりとも休ませてくれない。内容が濃いからか、実際の本編よりも体感時間の方が長く感じた。
オリジナルへの全力のオマージュ!アッシュのトレードマークでもある、あの必殺アイテムの登場がファンを喜ばせてくれる。やっぱコレが無いとね!
もう10年も前の作品かぁ〜
前回観た時より冷静に鑑賞できたかも。初見の時は衝撃的すぎてもう二度と観れないって思ったもんなぁ。私も成長したってことかな。耐久性がどんどんついちゃってる。笑
最後にこれだけは言いたい…
私はスプラッターは好きではありませんっ!
好きなのは“スラッシャー”です♡♡♡
両者は魅せ方の定義が違うと思ってる。スプラッターは派手めでアドレナリン全開。スラッシャーは地味めでドーパミン爆発。この境目を彷徨いながら自分にとってどういう表現が好みなのか探しながらホラー作品を見続けるのが楽しみ。
あと、あまりここでは書けないけど性癖に関連してる気がする。スラッシャーは捉え方によっては官能的だよね…ホラー作品として芸術的な美しさもある。それでいて精神安定剤。スプラッターは私にとっては遊園地のアトラクション的な感じ。
骨の髄まで響いてくるのは
やっぱりスラッシャーかなっ♡
Yes, Groovy〜♪
それでもEVIL DEADはイカしてるぜぃっっ!!!