◆あらすじ◆
アニーは姉のニコールから母の葬儀に参加するよう言われ、母と不仲だったが実家に戻ることにした。しかし、ニコールは葬儀に現れず、アニーは実家に従妹リズとニコールの娘のエヴァと一緒に泊まったところ、リズが姿を消し、アニーはポルターガイスト現象に襲われる。アニーはエヴァを連れて警察へ逃げ込むが、誰もまともに相手にしてもらえない。アニーは実家に隠し部屋があることに気づくが．．．。
◆感想◆
母のいなくなった実家で不可解な出来事に遭遇する女性の姿を描いた作品となっており、アニーが姉や従妹の消息を知るために実家の秘密を探る展開はオカルトとサスペンスの両面から楽しめるものになっていました。
アニーと姉のニコールは過去に厳しく母に育てられたためか母と不仲であり、アニーは母の葬儀を拒否しようとします。母が姉妹に何をしたのかが明らかにならず、無駄な設定になってしまっていて残念に思いました。
母が亡くなった後、ニコール、アニー、リズ、エヴァが実家に泊まりますが、ニコールとリズはそのまま消息を絶ちます。そして、アニーはポルターガイスト現象に襲われるのですが、この描写が怖くて良かったと思います。アニーはエヴァを連れて警察へ逃げます。アニーは異常者扱いされますが、唯一、ビル刑事だけが親身になってくれます。
アニーは実家に隠し部屋を発見したことで、展開が大きく動いていきます。ビル刑事が立ち会ってくれただけでかなり観ていて安心感がありました。そこから学生時代の同級生で霊感のあるスティービーが参加したり、観ていてなかなか楽しかったです。
終盤の展開はかなり緊迫感があって面白かったです。実家の隠し部屋の存在感と異常さが上手くストーリーの不気味さにつながっていました。
いろいろ謎の残る作品でしたが、なかなか面白かったと思います。
鑑賞日：2024年4月4日
鑑賞方法：Amazon Prime Video
