監督 :
小美野昌史
原作 :
平松伸二
脚本 :
平谷悦郎
アクション監督 :
川澄朋章
出演者 :
近江陽一郎
にわみきほ
山田悠介
矢島舞美(℃-ute)
永倉大輔
池田政典
法で裁けない社会の外道、悪人を処刑する!
漫画版必殺仕事人!
原作者 : 平松伸二の漫画を実写化!
原作の第1部をモチーフにした内容!
前作と違って物語が原作に近い!
原作全20巻を読破。
1980年代を代表する少年ジャンプの漫画で大好きだった漫画。実写化され飛びついて見たけど…
レビューのため再鑑賞
当時見た感想は一言で言うと「寒い」…
大風邪をひくぐらい「寒い」…
今作はプラスされやたら話が野暮ったい…
70分が長く感じる…
【原作と同じキャラ】
雪藤洋士(近江陽一郎)
=今作の主人公
第1作の俳優・落合モトキから変更
ジュディ(にわみきほ)
=雪藤洋士のサポート役
松田鏡二(山田悠介)
=今作の脇役
麗羅(矢島舞美(℃-ute)
=第1作と同じ俳優
不動王(宮本正明)
=竜牙会の殺し屋
武器が巨大ブーメランから斧に変更…
※原作は巨大ブーメラン
邪鬼(小國彰裕)
=竜牙会の殺し屋
武器は両手の鉤爪が片手に変更
※原作は両手に鉤爪
前作と今作を比べて良かった点は、
物語の主軸なる“雪藤洋士”と物語のサポート役の“ジュディ”のアクションにつきる!
小美野昌史監督はアクション演出を得意としているのだろうね。
邪鬼は中ボスで、ラストバトルは伊方源蔵(永倉大輔)の銃撃戦となり派手さは第1作以上の出来!今作は主軸が”雪藤洋士”なので第1作と比べられる要素が多いのでその話を…
雑魚の外道を惨殺するシーンは今作が圧倒的に雪藤洋士の動きとカメラワークと構図がとてもスタイリッシュ!見せ方がすごく上手い!
ロードバイクの前輪からスポークを一本抜き取るシーンは今作の方が上手い!
第1作は、スポークを一本抜き取るときカットが掛かった処理があり、次にスポークを握っている画になる。
※やはり見せ場のシーンであるためCG処理も安価で出来る時代なのでそこは使いましょうよてなるよね…
今作は、スポークを一本抜き取るときカットが掛かった処理が無く、次にスポークを握っている画になるのでCG処理したものと推測する。見せ場が分かってるよねてなる。
雪藤洋士が闘いに出陣するときの真夜中の街並みをロードバイクを全力疾走し駆け抜けるシーンは今作の方が疾走感があって上手い!
1つ不満なのは、ジュディが原作に近付けていない…原作は父親がアメリカ人で傭兵、母親が日本人のハーフになる…
よって髪は金色で髪型はボーイッシュでショートボブパーマで顔立ちはアメリカ人寄り…
今作は、髪は黒髪(少し茶色)で髪型はロングヘアで顔立ちは日本人が演じているので日本…何とかなったであろうに勿体無い…
問題があった点は、
2011年に対応していない無理のある物語(ファンタジー)とベタでバタ臭い台詞の脚本…これには修正が必要だった…
4年前の2008年には漫画でもリアルな世界観を追求したクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」があるので、やはり時代にあってないのが分かる…
が…
問題解決に1つの光が見えた…
「ALWAYS 三丁目の夕日」
見たく時代背景を昭和時代にすれば全ての問題を解決出来る!
※一昔の昭和にすることによりファンタジー色が濃厚になり脳をごまかす…
これですよ…
これ…
次回作「ブラック・エンジェルズ4」はそれでお願いします…
余談ですが、
ブラック・エンジェルズ2 黒き覚醒篇
ブラック・エンジェルズ3 黒き死闘篇
はクロスオーバー作品です!
ブラック・エンジェルズ2 黒き覚醒篇
↑ ↓ ↑ ↓
ブラック・エンジェルズ3 黒き死闘篇
てな感じで物語が進みます…
メリットは2、3、どちらから見ても話は分かります…
デメリットは同じ映像の使い回しが多々あり損した気分になります…
見てるこっちが……
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「地獄に落ちる!」
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①鑑賞年齢30代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確