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L.A.ギャングストーリーのyumikoのレビュー・感想・評価

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)
3.9
1940年代、戦争後のロサンゼルスは、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)率いる巨大ギャングに牛耳られていた。コーエンは警察や裁判官も味方につけ、やりたい放題。警官達は恐れて手を出さないでいた。

そんな中、正義を貫くオマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)に、市警本部長のパーカー(ニック・ノルティ)は組織を徹底的に潰すよう、指示。

オマラの奥さんが人選するのがとっても賢くて良い。愛する夫に有利な人を選ぶのがすごく納得。
悪を憎む警官、ガンマン、頭脳担当を次々とリクルート。
キャストがまた、良い。アンソニー・マッキー、ジョバンニ・リピシ、ロバート・パトリックにマイケル・ペーニャと好きな俳優さん揃い。それにエマ・ストーンとライアン・ゴズリングカップルも見れます。

オマラ達は次々とコーエンのビジネスを潰していきます。次第に警察の人間の仕業だということがわかっていくコーエン。コーエンの残虐さがわかってるので、ヒヤヒヤします。

ミッキー、ミッキーマウス?
1杯おごろう、勤務中なんでね、2杯もらおう
「殺し」じゃない「進歩」だ
など、セリフもなんか面白い。

ミッキー・コーエンって結構色んな映画に出てきますね。「L.A.コンフィデンシャル」で知ってたー。

元ボクサーということなど、なかなか忠実に描かれてるのでは?逮捕理由は違うけど、アルカトラズ刑務所に送られたのも事実だし。

マフィア映画はあまり好きじゃないけど、それに敵対する警察の方にスポットライトが当たってるし、面白かった!
ま、警察なのにやってることギャングでしたけど!(作中でもそう言ってました)
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