このレビューはネタバレを含みます
これ、ほんとにあの王家衛が撮ったの!?と半信半疑だったけれど、見ていると、やっぱり王家衛の映画だと分かる。何故だろうと考えていたら、いくつか気づいたことがあるのであげてみる。
①フレームレートを落として、音を少しだけずらす手法。
頭が冴えていない寝起きのような映像に、否応なく、しっとりと湿度感を持つ。
②モノローグの多用。
戦闘パートとモノローグパートの行ったり来たり。
③カメラが被写体に近い(ズームしすぎ)
fpsのゲームをやってるときの、視野角が狭くてストレスがかかる感じに似ている。息苦しい。
の3点が、王家衛らしさを感じた部分。人物のプロフィールに肉薄したり、微妙な感情を表現するのには向いているのだけれど、アクション映画には向かないように思う。①のせいでスピード感が消え、③のせいで動きの全体が見えない。②は良いんだけど、この映画ではあまり効果的だと感じなかった。
学んだ言葉:
祝賀zhùhè🎉
千變萬化 qiān biàn wàn huà
恩仇 ēn chóu🥰😡
可惜了 ke xi le
眾生zhòng shēng