久しぶりの酷いレベルの映画。
脚本が変。人はそんな発言はしない。
そして、112分もある映画なのにストーリーはほとんど無い。
女優たちを脱がせているだけ。
柄本佑さんは言われたとおり演じてるだけだと思うけど、普通に黒歴史。
竹中直人さんが出演している時点で安っぽい映画になる。(竹中直人さんを活かせるのは周防正行監督だけ)
風間ルミさんも懐かしいけど、黒歴史ですね。
ストーリーは、柄本佑さんが生きたマネキン(佐々木心音)と出会う話し。
それにしても、佐々木心音さんの裸体は美しい。
是枝裕和監督の『空気人形』と似たコンセプトの映画。
是枝監督のなかでは、「空気人形」はかなりの失敗作だと思っていたけど、この映画と見比べると、是枝監督はやっぱり素晴らしい監督だと思えてくる。
意味不明のストーリーにして、女性を脱がせれば、鬼才ともてはやされていた時代が過去の日本にはあったということが、日本映画界にとって黒歴史。