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シャニダールの花のleylaのレビュー・感想・評価

シャニダールの花(2012年製作の映画)
2.6
限られた女性の体に寄生する花、シャニダール。そのシャニダールを研究する施設で働く男女二人(綾野剛と黒木華)の物語。ネアンデルタール人が花によって滅亡したという着想があり(実際ネアンデルタール人のお墓では花粉が見つかっているそうです)、シャニダールが女性に寄生するとすれば、人類は滅亡する可能性もある。という背景には壮大なストーリーを秘めている。

描きたい内容がハッキリしないので私はあまり没入できませんでしたが、石井聰亙(今は石井岳龍)監督が描く独特の世界観を楽しむ映画かなと思います。石井聰亙がこんな男女の愛を描くのは意外でした。
当時、映画館で知人と観ましたが、見終わってから映画についてはひと言も話さなかった。という感じの映画です。笑
ただ花の映像はとても美しく、毒気に満ちていました。
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