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シャニダールの花のはまちのレビュー・感想・評価

シャニダールの花(2012年製作の映画)
4.5
2013年公開なので綾野剛と黒木華の人気が角度上げ始めた頃で、
そーゆー旬な俳優を複数揃える映画ってたいしておもしろくないという私の勝手な持論があって、
でも内容がどうも気になってて、だから、
一応観るけどどうせおもしろくないんでしょシリーズ。←

ごめんめっちゃおもしろかったー!笑

すごい裏切り。このシリーズの裏切りはたまらない。
なんか最初、どうせおもしろくないのにやけにお金かかってそうなセットと小道具で、
大丈夫か?って余計な心配すらしながら見てたんだけど、
手のひら返してもうすごい好きなタイプ。
エンドロールで監督の名前見て、
石井岳龍 ってあって、
聞いたことないなー、新人なのかなー、すごいなー、素敵だなー、ってググってみたら改名した石井 聰亙だったというオチ。
すべてが腑に落ちる。
いや、べつにわたし改名したのも知らなかったレベルだし石井 聰亙を語れるほど詳しくないんだけど、
石井作品をたぶん20年ぶりに観て今、
わー石井くん久しぶり〜20年ぶり?やだー変わってな〜い、ていう感じになってすげー感動した。
というのも『シャニダールの花』の世界観が、
何かに似てる何かに似てるって感じたんだけど、
はい、もう石井 聰亙好きな人ならピンときますよね、『水の中の八月』ですね。
日本映画はジブリアニメしかランキングに上がらないような時代に、
日本の映画はおもしろくないという考えを根からさらってくれた作品のひとつ。
またこんどレンタルしよ!
DVD出てるのかな^^;
時代を選ばない作品はオシャレだなって思う。
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