ようやく見れた!
あまり期待していなかったけれど、好きだった!
綾野剛、黒木華が俳優女優の中でそれぞれ1番好きなので、ただただ見とれてました。
綾野剛が好きな人には、特におすすめしたい映画です。
良いなって思ったカットをメモしてたら、50枚くらいになってしまいました。
それほど、役者の表情、美術、照明、構図それぞれが完璧で、ワンカットワンカット絵画のように整っていて、魅せられました。
ただ、美月の過去、2人が惹かれる様子が、あまり丁寧に描かれていなかったので、感情移入はしにくかった。
生々しく咲くシャニダールの花に対して、
2人がキスをせず、鼻だけを合わせたり、濡れ場がなかったり、と、人間の男女の生々しさが描かれていない。その対比が、美しかったです。
予告にもある、山下リオのシーンは、ドキドキしました。
あまりにも抽象的な描き方をしてるように私は感じて、難しいな、とは思ったけれど、
その掴めない物語が逆に魅力的でした!
もう一回見て、色々考えたいと思います。