福福吉吉

21ジャンプストリートの福福吉吉のレビュー・感想・評価

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)
4.0
◆あらすじ◆
モートン・シュミット(ジョナ・ヒル)は学業優秀だが運動が苦手で、グレッグ・ジェンコ(チャニング・テイタム)は運動能力が高いが学業が苦手で、同じ高校だったが2人は仲良くなかった。しかし、警察学校で再会し、お互いの苦手分野を応援する親友になり、警官としてコンビで働いていた。2人は21ジャンプストリート署に異動になり、高校へ潜入してドラッグの元締めを探すことになった。

◆感想◆
新人警官の凸凹コンビが高校生として高校に潜入捜査するストーリーとなっており、2人のキャラクターが正反対でありながら肝心なところで同じようなミスを犯したり、勘違いしながらドラッグの元締めを追うアクションコメディ作品となっています。

シュミットは運動音痴でオタク系、ジェンコはスポーツ万能の人気者という高校時代を過ごしており、両極端な2人でしたが、警察学校で親友になるという展開を短い時間で説明しており、その展開の速さに気持ちを作品に持っていかれました。

シュミットとジェンコは高校に潜入捜査するのですが、2人は演じるキャラクターを間違えてしまい、シュミットはスポーツ万能で人気者、ジェンコが学業優秀でオタク系のキャラクターを演じることになってしまって、外見で分かるだろうと思いながらも二人の似合わないキャラクターを演じる姿に笑ってしまいました。

また、シュミットは高校時代に良い思い出が無いため、潜入捜査のはずが高校時代を陽気で人気者な自分で取り戻そうとしていて、その気持ちは少し分かる気がしました。

アクションシーンはジェンコがカッコよく決める脇でシュミットがもたもた動いていて、そのアンバランスさが面白かったです。派手な爆発シーンなどもあってとても楽しいです。

ストーリーが分かりやすく、それでいて明るく楽しい作品となっていてとても面白い作品でした。意外なカメオ出演の俳優も豪華でびっくりしました。

鑑賞日:2024年4月10日
鑑賞方法:Amazon Prime Video
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