イーサン・ホーク主演のホラー映画とのことだったので観たんだが……
結局、意味を全く理解で出来なかったよ。
子供たちが何者だったのか。
映写機をはるばる遠くまで運んでくるのは誰なのか。
子供たちが幾度も繰り返している惨殺行為の目的は那辺にあるのか。
惨殺目標の家族の選定基準は那辺にあるのか。
子どもたちの近くにいるジョーカーのようなメイクの人物は誰なのか。
子どもたちが人差し指を口元にあてて「シー」とやるのは何の意味があるのか。
息子のてんかん発作とストーリーとの因果関係が有るのか無いのか。
子どもたちの顔が壊死して傷だらけな場面と、血色の良い健康的なツヤのある顔の場面とを使い分けている意味と理由は那辺にあるのか。
1つとして疑問が解決せず、全てが不明なまま、否、おそらくだが、全ての設定が適当なまま、エンディングロールへと突き進んで終わったよ。
もう2〜3回ほどこの映画を観直したところで、未解決の疑問点が解決するとは思われないな。
不明過ぎたため、参考にと諸氏のコメントを拝見したところ、怖かった、というコメントが多数見受けられたが、私がひと通り観た限りでは、怖いシーンが1つも見当たらなかったように思う。
惨殺シーンは無く、子どもが壁に絵を描いたり、所々にジョーカーが登場したり、妙に俊敏に動き回る緑色の顔をした子どもたちがいたりしたが、いわゆる鳥肌が立つような怖いシーンが無かったように思う。
ということでだ。
なんのことやら、という映画だったので、内容が無く、怖くもなく、エグくもない駄作、という評価をさせていただこうと思うよ。
以上。
追記
物凄く怖いシーンが何度かあったことを思い出したので追記しておくよ。
病的にヒステリックに怒鳴り散らしたと思ったら、すぐに猫撫で声で優しくなる奥さんの二重人格性に、背筋が凍るような恐怖感を覚えたよ。
以上。