虎舞羅ーコブラー

フッテージの虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

フッテージ(2012年製作の映画)
3.6
“科学的に最も怖いホラー映画”という研究で一位との事で鑑賞。

・あらすじ
かつてベストセラー小説を執筆し、今は売れないノンフィクション作家エリソンは、妻と二人の子供と共に引っ越す。しかしエリソンは、そこでかつて事件が起きた事を知らせていなかった。家の屋根裏に5本の8mmフィルム(フッテージ)を発見し、エリソンは調査を進めるが…。

・感想など
名優イーサン・ホークが主演。
"フッテージ"とは未編集映像の事。オープニングの映像から強烈なインパクトがあり、苦手な人にはかなりキツイ映像かも。

フッテージ映像は強烈なインパクトですが、サスペンス・謎解き要素が良質で、ホラーとしては少し不満な方もいらっしゃるかもしれませんが、脚本が素晴らしいです。ある意味Jホラーに近い面白さがありましたね。

サイコ系?心霊系?悪魔系?殺人鬼系?と分からずユラユラ流されていくうちに、バビロニア王朝の邪教が出てきたりと複雑で緻密なミステリーがクセになりました。

ホラーとしては不満な点を感じる方もいるかもしれませんが、私は充分楽しめた作品でした。