すぎもry

ミカエルのすぎもryのレビュー・感想・評価

ミカエル(1924年製作の映画)
5.0
見る目、観られる眼、描かれる瞳、そして鑑賞されるこの映画、、耽美を地で行くような、ひたすらにエロティック。見ることは見られているということ、見られていることは見ていること。視線から伝わる激情は、サイレントだからこその表現!!こういうのとっても好き!!!

視線や綿密に設計されたセットの直線と、螺旋階段や瞳、更には果物の丸みのイメージがそれぞれスクリーンの中でひしめき合う。

『燃ゆる女の肖像』が好きな人は是非。まさにこの作品のリメイクなので。同性愛の所も。
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