ゆっきー

ちょっとフランス風のゆっきーのレビュー・感想・評価

ちょっとフランス風(1949年製作の映画)
4.0
傑作。実は映画制作映画なのだが存在感は薄い。
やたらと警戒でプロデューサーが上部とドロシー・ムーアを女優にするべく無線?を通して掛け合いする場面などのテンポよ。

映画監督役のドン・アメチーが超絶自己中キャラだが、こういったラブコメのドライブ感には必須だと思う。
パーリーで鏡台の前で皆が画面外にはけて鏡に映るドロシー・ムーアが歌い出すスムーズさにも惚れた。
ラスト、泣きました。

あ、あと冒頭の水兵とセットのミュージカル場面、ファスビンダーが『ケレル』でパクッたんじゃないかと思う。
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