孤独な彼と孤独な彼女。
ベルナルド・ベルトルッチの遺作となった青春映画。
とにかく音楽が良い!
音楽がこの物語を作っていると言っても過言ではない。
The Cureの“Boys Don't Cry”から始まり、Museの“Sing For Absolution”へ行って、Arcade Fireの“Rebellion (Lies)”へ繋がる。
14歳でなのに幅広く聴いてるなー♪
そして、最後のDavid Bowieの“Ragazzo solo, ragazza sola”へと収束される。
この曲は“Space Oddity”のイタリア語バージョンなんだけど、歌詞のイメージがずいぶん違う。
タイトルは“孤独な彼、孤独な彼女”となり、宇宙の話ではなく、2人の孤独な男女の話になっている。
まさに、この映画の内容まんま!
孤独な2人が、お互いの良さを見つけ、それをほんの少しだけ認めて成長する。
素晴らしい青春映画でしたー!