もっさんしっさん

後宮の秘密のもっさんしっさんのレビュー・感想・評価

後宮の秘密(2012年製作の映画)
3.0
【誰が名付けた「韓国映画三大王宮エロス」その弐】

前回の『美人図』に続いて今回はこれをチョイス。
『パラサイト』観て、きっとほとんどの人が「カワイイ奥さんやな〜(←関西弁とは限らない)」と思ったであろうチョ・ヨジョン主演の王宮もの。

結論。コレも確かにエロい。しかし『美人図』の方が、なんちゅうか本中華(古い!)、
ドキッとするようなエロさがあったような気がする。う〜ん、うまく言えないけど、なんかリアル(時代劇なのに)というか、ちょっと恥じらいのあるところが 逆にエロいみたいな。

この作品はとにかくヨジョンに目が釘付けになる。
時折、北川景子か河北麻友子みたく見えてきて、目ヂカラに気圧される!
一糸まとわぬフルぬうど(naco語)で体当たりの演技、さすがの韓国女優魂。パラサイト奥さんみたく気品も感じさせ、絶対的権力の中、魑魅魍魎のドロドロの王宮という世界で生き抜くしたたかさも上手く演じていた。

ストーリーは王様と側室と宦官の三角関係に、絶対的存在として君臨する女や側近、侍女までもが絡んでくる愛憎劇。誰が敵で味方で、関係が途中でこんがらがってしまったが、最後まで観ているとわかってくる。ま、王宮ものではあるあるな感じの内容なのかな…
それにしても夜の営みを実況中継みたいな口調で指南されるとは、王様も大変だなこれは…と同情してしまった。

しつこいようだが、内容よりもヨジョンに釘付け。
ヨジョンに首ったけ。
ヨジョンの瞳に恋してる。
ヨジョンのハートに火をつけて。

ということで一回戦はヨジョンの勝ち!


…とすると作品対決にならない気がするので、厳正なる評価の結果、
第一回韓国王宮エロス対決は『美人図』の勝ち!ピュアなエロスに恋してる!

なんのこっちゃ…

最後に。やっぱり王宮ものはエロスと拷問が好き。
つづく…