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パコと魔法の絵本のnodoubtのレビュー・感想・評価

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)
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※記録用です。

その病院は、医者も患者も看護婦もみーんなおかしな人ばかり。
中でもみんなから“クソジジイ”と呼ばれてる大貫(役所広司)は自分勝手でワガママで、やりたい放題の嫌われ者。
口癖は「お前が私を知ってるってだけで腹が立つ!」だ。
そんな大貫が病院内で出会った、まるで天使のような美しい女の子パコ(アヤカ・ウィルソン)。
パコは毎日同じ絵本を楽しそうに読んでいる。
そんなある日、大貫は勘違いからパコの頬を叩いてしまう。
翌日、何事もなかったように笑顔で大貫に話しかけてくるパコ。
実はパコ、1日しか記憶がもたない女の子だったのだ。
パコと毎日接してるうちに大貫の心はだんだんと溶かされていく。
そしてパコにとって忘れられない思い出を作るため、大貫と病院のみんなでパコの大好きな絵本のお芝居をしてあげることにするのだが…。

やられました…。

笑って泣いて笑って泣いて泣いて泣いて…。

クソジジイ(最初「レモニー・スニケット」のジム・キャリーかと思ったぞ)を役所広司さんが見事に演じきって、阿部サダヲさんのハイテンションな笑いが作品に見事にハマる。

そして…アヤカ・ウィルソンを見つけたこと(これが一番デカいかも)。
この時点で作品の大成功は約束されたようなもの。
勝負ありです。
心配だったCGと実写の融合も全く問題ナシ!
極彩色のハデハデ空間をCGと実写のハイテンション・キャラたちが行ったり来たり♪見ているだけでワクワク♪

そして他のキャストも最高!最強!

妻夫木くんのキャラはちょっとウザかったけど(笑)、オカマの國村隼さんとヤクザの山内圭哉さん(○○のエピソードが最高)良かった~。
弱っちいけど優しい加瀬亮さんにゴス・ナースの土屋アンナさんもピッタリでした。

これ邦画ファンタジーの傑作。
絶対観ておいたほうがイイです。
ピンポーン♪笑
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