ロボット（旧型みたいな）と人間が共存する世界🤖


世界設定が一切説明されず、話は進んでいく。
説明でなくシーンで語る。
冒頭、ロボットが交通事故でバラバラになっているシーンで、“ロボットが差別されてる世界“なんだなと分かる。その後も絵で語るシーンが続き、いつのまにか、この世界に入り込んでいる。
スパイク・ジョーンズ監督のセンスが爆発してる。
この監督は『ジャッカスシリーズ』とかふざけた作品も作るから、緩急があって面白い😁


ストーリーも良い。
差別されてるロボット同士の恋愛。
出会いもよいし、デートも綺麗で😍素敵‼️
テーマはわたしの大好きな『自己犠牲』


いいんだけれど、１つだけ言わせて欲しい...
彼女ロボットあまりにも不注意すぎじゃないですか？笑
なんで付き合ったあとにあんな色々なるんだよwwwwwwwww

• #たくや_ショートフィルム
• #たくや_2020年鑑賞

2023年 201本目の映画。

ロボットに表情があったり、感情が分かりやすい。人間と違ってロボットだから、助けたいと思ったら自分のパーツもあげることができるのが人間だとなかなかできないことで面白い。

君が失ったのなら僕の手をあげる
君が思う存分に踊れるように
君が失ったのなら僕の足をあげる
君が思う存分走り回れるように

君が笑っている事が僕の毎日の幸せで
君が羽ばたけない世界なら、体を張ってそれを阻止するから。

その昔、男と女は互いに足りないものを補い合った。
アダムとイブも、そしてイザナギとイザナミも。

私がとんでもなく好きな類のラブストーリーしだったのだけど、それもそのはず、私の愛する絵本「おおきな木」のお話かはインスパイアされたとの事。
オスカー・ワイルドの「幸福の王子」も彷彿とさせる自己犠牲の愛が嫌みのない、スパイク・ジョーンズならではのスタイリッシュで幻想的な映像で綴られる。

映画のみならず昔から彼が作るPVの映像世界が好きな人もきっと納得の逸品。

彼はどんどん彼女の中に入っていって、いつか彼女が頭すら壊れたら、彼らはいつかひとつになるのかもしれないね。