2014/12/20鑑賞(鑑賞メーターより転載)
「きっと、うまくいく」で魅了されたインド映画だが、またまたこんなところに3時間の長さを感じさせない秀作があったとは。忘れられない昔の大恋愛に蓋をして孤高に生きてきた男、彼への想いを失っていなかったかつての恋人と彼を取材するうち惚れてしまった女性の3人が織りなすメロドラマで、使われるネタも記憶喪失だったりと比較的ベタ。しかし(インド映画としては軽めな)歌と踊りを交えてそれらを極めて明るく、美男美女を使って恥ずかしくなるくらいど直球に描いていて、もう観ていてキュンキュンしっ放し。インド映画本当に侮れん。