オーウェン

25年目の弦楽四重奏のオーウェンのレビュー・感想・評価

25年目の弦楽四重奏(2012年製作の映画)
3.2
結成25年目にしてチェリストのピーターがパーキンソン病のため引退を宣言する。
弦楽四重奏は4人で成り立つため残りの3人は動揺する。
そしてお互いの思いが露呈していき、最後の演奏会を迎える。

音楽ドラマは目新しくはないが、それよりも4人の関係に焦点を当てているドラマ。

特に主張が激しい第2ヴァイオリンのフィリップ・シーモア・ホフマンが場を混乱させる。
クリストファー・ウォーケンやキャサリン・キーナーなどベテランのキャストが中心の大人の物語という印象。

ただし関係性が露呈されるという点で、あまりにも予定調和通りであり、最後のシーンも感動するはずなのだがそこまでは行きつかず。
演出があまりにも型通りだったのが気になってしまった。
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