結成25年目にしてチェリストのピーターがパーキンソン病のため引退を宣言する。
弦楽四重奏は4人で成り立つため残りの3人は動揺する。
そしてお互いの思いが露呈していき、最後の演奏会を迎える。
音楽ドラマは目新しくはないが、それよりも4人の関係に焦点を当てているドラマ。
特に主張が激しい第2ヴァイオリンのフィリップ・シーモア・ホフマンが場を混乱させる。
クリストファー・ウォーケンやキャサリン・キーナーなどベテランのキャストが中心の大人の物語という印象。
ただし関係性が露呈されるという点で、あまりにも予定調和通りであり、最後のシーンも感動するはずなのだがそこまでは行きつかず。
演出があまりにも型通りだったのが気になってしまった。