フィリップ・シーモア・ホフマン目当てで鑑賞。クリストファー・ウォーケン渋い。キャサリン・キーナー美しい。娘役のイモージェン・プーツもキュート。役者の演技が良い良い。
25年上手くやってきたとしても溜めてるものはあるよなと思うしそれが全部噴出してきてぐちゃぐちゃになっていく感じは凄くいい。
第1ヴァイオリンの恋はやや説得力に欠けるかな。わからなくもないけど。ここは演技力か。繊細で神経質って感じはよく出てるけどあんまり独善的な感じがしないし突然若い娘と恋に落ちるようなナイーブさもあんまり感じん。まあそんなのわからんちゃあわからんが。
観てる時はすごい引き込まれたけど、あとで振り返ってみると脚本はそんなに深みはないかもなあ。小話や引用は印象に残るけど。
シューベルトは死に際にOp. 131しか聴きたくないと言ったのか。
ピーターの最後の去り際カッコ良い。あんなことされたら続けていくしかないな。